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☆羽毛の正しい知識☆

・・・・羽毛ふとんピンからキリまで1・・・・

羽毛ふとん今(羽毛ふとん)・昔(羽ぶとん)
昔の羽ぶとんは、成長の特に良いわた羽(ダウン)のみで作られていましたので、大変高価なものでした。良いダウンは日に干し、水洗いする事により、50年〜100年も長持ちしました。イワタ羽毛研究所では、大正3年フランスで購入された羽ぶとんの仕立て替えの依頼を受けましたが、ほとんど羽毛の痛みがなく、たし羽もせずに再生することが出来ました。その羽毛はサンプルとして保管されています。
 羽毛ふとんという造語は、昭和54年ごろ日本羽毛寝具製造業共同組合が、日本古来からの羽ぶとんのJIS用語を変えるために宣伝したもので、ダウンのパーセントにより、ダウン率50%以下を羽根ふとん、50%以上を羽毛ふとんと変え、羽毛ふとんブームが起こりました。
 現在の羽毛ふとんは羽毛であれば善し悪しをとわずにふとんに作られているものもありますので、暖かくもなく、物によっては3〜4年でカサ減りする物もあります。 ご注意を!!
羽毛の善し悪しが知りたい。
 羽毛は天然の産物ですから、人工的に作る合成繊維のように規格化することは難しく、自然の条件でピンからキリまで品質の差があります。
それは100万円のアイダーダウン95%の物も、ダックダウン90%で9800円の物も同じ羽毛ふとんであると言うことです。
現在は昔のような良い羽毛が少なく、企業化して水鳥の飼育がなされていますので飼育期間も45日と短く、中雛で食用に供される物もあり、保温力や耐久性に問題のある物もあります。
 冬毛の飼育日数の長いものは、昔同様に非常に少なく希少価値があります。高山や極地で用いられる羽毛の寝袋・羽毛服・羽毛靴などに使われる羽毛は、最高の成熟羽毛を使いますので高価なものです。ヒマラヤ登山など、極地での寝袋は1,2Kg以上の羽毛は用いないことになっています。どんな寒い所でもこれで十分であることが証明されているのです。1,5Kgもふとんに入れて、なお毛布を掛けなければ、部屋の中でも寒いというのは、良い羽毛が使われていない証拠といえるでしょう。
 良い羽毛の条件は、飼育期間・飼育環境・飼料・鳥種などによって異なります。それらは専門の熟練した技術者によってのみ識別することが出来ます。成長までの飼育期間も鳥種によってこれだけ違います。
          ☆成鳥までの飼育期間☆
○在来種(ダック)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75〜80日
○改良種(ダック)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75〜80日
○北京ダック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75〜90日
○チェリバリー種・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75〜90日
○マスコビー種・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・110〜120日
○中国系ホワイトグース(グレー)・・・・・・・・・・・・・120〜150日
○欧州系ホワイトグース(グレー)・・・・・・・・・・・・・120〜210日
○アイダーダウン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天然
ダウン率が高いものが、良い羽毛ふとんといえますか?
ダウン率が多いものが必ずしも良い羽毛ふとんとはいえません。未熟ダウンは見かけのカサ高はありますが、保温力に乏しく、数年でカサ高が半減します。冬毛の飼育状態の良い成鳥の羽毛から採取したダウンでなければ真の価値がありません。
成鳥でも生え替わりの未熟ダウンを身につけていますから、昔のような良い羽ぶとんを作るには、未熟ダウンを取り除く必要があります。そこでイワタの世界特許技術のイオゾン群が発明されたのです。
強い成熟ダウンのみで作られるイワタの羽ぶとんが世界の最高品質と言われる所以です。寝心地が違うのも昔の羽ぶとんの良さなのです。
どうして羽毛ふとんは、水洗いが出来ないのですか?
 水鳥はほとんど水の中で生活していますから、水で羽が損傷することは考えられません。羽はタンパク質で出来ています。タンパク質は水に溶解しない物質ですから、当然水洗いが出来ます。
羽毛はなぜ日干しが出来ないのです?
水鳥は水辺の紫外線の豊富なところで生活していますから、羽毛は日干しが出来ます。しかも、ダウンプルーフという密度の高い特殊な生地に包まれていますから、紫外線の影響を受けにくく、紫外線老化などはほとんど考えられません。
 羽毛に吸い取られた汗は日干しをすることによって、脂肪・アンモニア分・塩分などが発散し長持ちします。30分の日干しによって大腸菌のほとんどが死滅します。
日干しは衛生面からも湿度の高いわが国で欠かすことが出来ません。
なぜ羽毛ふとんは日干し水洗い出来ないのですか?
水溶性樹脂コーティング加工によって汚れや鳥の垢、悪臭を止めているので、水によって溶けて固まることから、ドライクリーニングしか出来ないことになっています。また、水で洗うと樹脂が溶けて悪臭が出ることがあるからです。日干しに付いては、樹脂が紫外線に弱いので、樹脂の劣化から臭気のでるおそれがあるので日干しが出来ないのです。
どうして樹脂加工するのですか?
臭気止めとカサ高を出すために樹脂加工が行われます。羽毛の歴史が浅い日本では、温暖で湿度が高いという気候から、カビや脂肪酸から悪臭が悪臭が出るのです。欧州の中古羽毛の人間の人間の体臭や鳥のふけや垢の臭いをけすために樹脂液を使いました。
欧州では湿度が低いので臭気が出ません。気象条件が違うためにドイツの技術では解決出来なかったのです。また、質の良くない羽毛のカサだしのためにも樹脂加工が行われています。
次回羽毛ふとんピンからキリまで2
たかが寝具されど寝具、寝具睡眠を本気で考えるところから健康管理が始まります。
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